『ショウほど素敵な商売はない』と信じてる。

主にミュージカルの観劇記録。思考の整理。

『RADIANT BABY ~キース・へリングの生涯~』(2016.6.14夜)の感想

こんにちは、めいです。

 

今日からは、過去に書いていた観劇記録を投稿していこうと思います。

別のところで別名義で公開していた文章を手直ししたものもありますが、すべて私の文章ですのでご安心ください。

そちらの記事は、既に非公開設定になっています。

 

 

第1弾は、2016年に観劇した『RADIANT BABY ~キース・へリングの生涯~』です。

自分用の意味合いが強いので、観劇していない人にはわかりにくいかもしれません。

 

ある程度舞台が好きな女友達と観劇。

全体を通しては、柿澤さんのエネルギーを全身で受け取らされた感じでした。

「スピード上げて進む」世界に必死についていかないと、途端にわけがわからなくなるキースの世界。

台詞も多くて聞き取りづらい!だけど、むしろそれを狙ってるようにも思える。

ところどころ『RENT』や『スリル・ミー』、『デスノート』を彷彿とさせるシーンがちらほらと。テーマや出演者が被りまくってるからかしら。

音楽も耳に残るものが多く、中毒性が高い。

 

劇中、レトロでポップと評されるキース・へリングの世界を表現すべく、アニメっぽさがあるのが素敵でした。それと同様、照明や映像、プロジェクション・マッピングが多用されているあたりは岸谷五朗さんらしくて、私は好き。

ただ確かにしつこい気もして、友人は舞台酔いしてしまった様子…。特にクアンのフラッシュ。

 

内容に関しては、「芸術とは何か?」ということをずっと考えつつ観てました。

法律を冒す芸術とお金をもらう芸術はどう違うんだろう。

グラフィック・アートといえばバンクシーですよね。他人の作品(地下鉄それ自体もそうみなして)を汚したともいえる。だけど、それを評価する、好きだと言う人もいる。んー。

あと、「芸術は完成してしまうと作家のものでなくなってしまう」という台詞は、よく芸術家さんが口にするコメントだなー、と。

観る者の解釈は、その作品を作った人がどう思ったとしても、すべて正解になるんだろうな。

 

アマンダ役の知念里奈さんを舞台で拝見するのは久々。

個が強いキャラクターがいっぱいいる中でこういったぶれない優しさを持つ女性がいるのはなんだか安心。

にしても、アマンダは高学歴なのにこんなブラック企業に就職してよくもまあ頑張れるものだわ…。

 

あと、クアンがキースについていく理由がよくわからず…。

キース以外のキャラクターについてはもうちょっと理解してから観劇するべきだったと思うけど、劇中でも説明的要素が欲しかったかもしれない。